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顕在的自尊心と潜在的自尊心の違いとは?心理的影響とリフレーミングでの対処法

現代社会を生きる人の中に「自分に自信がある」という人はどれほど存在するでしょうか?

仕事の内容やプライベートで扱う物事など、あらゆるものが複雑化し進化していくこの世の中では、「自分は能力がない」というように劣等感を抱いてしまう人の方が多いように思えます。そういった「上手くいかないことの積み重ね」は、「顕在的自尊心」や「潜在的自尊心」を低くしてしまう原因となっている可能性もあります。

この双方の自尊心を低くしてしまうことによって、様々な心理的影響が現れてしまうわけです。自尊心が低下したまま何も対処しないと、確実に人生の幸福感は低下していきますので、何かしらの対処方が必要となります。

そういった時に有効な対処法が「リフレーミング」です。この記事では、そんな「顕在的自尊心と潜在的自尊心の違い」や「心理的影響とリフレーミングでの対処法」について解説していきたいと思います。

目次

「顕在的自尊心」と「潜在的自尊心」の違い

自尊心という言葉は聞いたことがあっても、「顕在的自尊心」と「潜在的自尊心」という言葉はあまり知らないという人は多いはずです。

顕在的自尊心

顕在的自尊心とは、自分自身で自覚できる自尊心の事を指します。例えば、「仕事で大きな成果を上げることができた」「学生時代に部活で全国大会に出場した」「努力を続けて○○大学に入学できた」というような自分で意識できる「自己肯定」が顕在的自尊心だと言えます。こういった過去の成功体験の積み重ねによって高められるのが顕在的自尊心の特徴です。

潜在的自尊心

潜在的自尊心は、自分で自覚できる顕在的自尊心に対して「自分では意識できない自尊心」の事を指します。例えば、「過去に学校でいじめを受けたことがある」「親から人格を否定されることが多かった」というような意識できない物事によって形成されたものが潜在的自尊心だと言えます。こういった負の体験の積み重ねによって低くなってしまうのが潜在的自尊心の特徴です。

自尊心が低いことによる心理的影響

顕在的自尊心が高いとしても、潜在的自尊心が低ければ「実は自信がなく見栄を張っているだけ」となってしまいがちですし、その逆であれば「一見自信なさげに見えても実際はプライドが高い」となりがちです。この2つの自尊心は、同じように見えて独立しているものなのです。

自尊心が低い状態では、様々な心理的影響が起こります。

  • 他者とのコミュニケーションが苦手になる
  • 些細なことで傷つきやすくなる
  • 幸福感を感じにくくなる

これらの心理的影響は人生における幸福度にかなり大きな影響となるので、できる限り自尊心を一定以上に保つことがとても重要となるのです。

自尊心が低くなった時に有効な「リフレーミング」という対処法

極端に自尊心が下がってしまうと前述したような心理的影響が出てきてしまうので、何かしらの対処法を行うべきだと言えます。

そこでおすすめなのが、「リフレーミング」という心理テクニックです。リフレーミングとは、「物事の枠組みを変えることで違う視点で物事を捉えられるようになる」というものです。

例えば、仕事で大きな成果を出していないという現実に対してネガティブな感情が湧かないように、「しかし安定性は人一倍ある」と違った視点で物事を捉えるのです。他にも、「消極的な性格」というネガティブな状況を「自分は慎重に物事を判断できる」というポジティブな解釈を行うことで自尊心が下がることを防ぐことができたりします。

慣れるまでは、どのようにリフレーミングするべきか分からなかったり、使うことを忘れてしまったりするものですが、継続的に意識して使い続けることで自然とリフレーミングができるようになるはずです。

まとめ


今回は、「顕在的自尊心と潜在的自尊心の違い」や「心理的影響とリフレーミングでの対処法」について解説してきました。

  • 顕在的自尊心とは、自分自身で自覚できる自尊心の事
  • 潜在的自尊心とは、自分自身では意識できない自尊心の事
  • 自尊心が低くなってしまうと、「コミュニケーションが苦手になる」や「傷つきやすい」「幸福感を感じにくくなる」といった心理的影響が現れる
  • 自尊心が低くなっている時は、「リフレーミング」を使って対処することがおすすめ

ぜひ顕在的自尊心や潜在的自尊心をしっかりと理解しリフレーミングを継続的に使って、人生の幸福度を高めてみてはいかがでしょうか?

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